斎藤祐樹さん、北海道へ、大志を抱いて羽ばたいてください。

昨日、ドラフト会議で早稲田大学の斎藤祐樹さんが北海道日本ハムに一位指名されたが、行くとも行かないとも発表されませんでした。
早慶戦のあと、記者会見をされるそうです。

斎藤さんの高校時代の友人達が、日本ハムと聞いてのけぞっていましたが、ヤクルトの方が在京で良かったということでしょうか。

私の夫も関東圏で育ち、地方に行くのは「都落ち」という感覚は少しあったようです。

勝手に、斎藤さんの心境を想像して、北海道に行くのはやや気が進まないと感じているとして、私から一言お話したいと思いました。

東京には日本のすべての選択肢があり、地方に行くと不自由な暮らしが待っていると考える人が多いように思います。
また、東京こそ最も競争社会で、その中で勝利することが自分の価値を高められると考えている人も多いと思います。
おいしいものや素敵なものはすべて東京にあるように思っている人が関東圏には多いようです。

近頃は、若手社員の中には、海外派遣を嫌う人も増えているとか。これも、同じ発想から来る現象だといえるでしょう。

しかし、本当にそうでしょうか。
日本の人口のたった十分の一しかいない所だけを見て、日本の9割を見ないのは、客観的に見て、狭い視野しか得られません。
井の中の蛙というものです。

浜松のある大学に来た東京出身の学生が、「つくし」を見て写メールを撮りながら、わあ、本で見たのと同じだと叫んだそうです。

まさにこれこそが東京人の実態ですよ。人工的な情報ばかりでなんでも知っていると勘違いしています。
人工的な情報と言うのは、それを伝えた人物の見方を反映せざるを得ません。
本物を見たときに「あなた自身」が発見できる事があるかもしれないのに、情報からでは不可能なことなのです。

「それでもいいわ、私には多分そんな発見などできそうにないから」と思うならばそれまでです。

でも、一度でも本物に触れて何かを見つけて感動した経験のある人ならば、私が言おうとしている事はわかるはずなのです。

斎藤祐樹さん、早稲田大学でも色々と学んだことでしょう。早稲田でしか学べないこともたくさんあったでしょう。
しかし、北海道で、日本ハムで、これまで見えなかった事が見えるようになるかもしれない。出来なかった事が出来るようになるかもしれない。
むしろ、出来るような向上心を持ってください。あなた次第なのです。

心を真っさらにして、勇気を持って裸で飛び込んでみてください。
きっとたくさんのものがあなたを成長させてくれるでしょう。





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2010年10月29日 Posted byゴンママ at 10:06 │Comments(1)ひとり言

この記事へのコメント
斎藤君の北海道行きは野球界にとって大チャンスですよね。

スターは既にパリーグの方がセリーグより圧倒的に多いし
チーム力も強い。球団経営もパリーグの方が進んでいます。

巨人戦はかってのように視聴率はとれません。

企業もソフトバンク、楽天等いまをときめく感度のよい企業、
オリックスや日ハムのようにしっかりした企業が多い。

政権交代が行なわれたように新しいパリーグと旧いセリーグの
逆転がこれから起きそうですね。
Posted by インディアンサマー at 2010年10月29日 10:20
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